和育道〜wa-iku〜

賢者名鑑 / 日本

二宮尊徳

にのみや そんとく

1787年 — 1856年|相模国(現在の神奈川県小田原のあたり)

積小為大 ── 小さな努力は、無駄ではない

二宮尊徳の記事の挿絵
薪を背負いながら本を読む少年。寸暇を惜しんで、小を積んだ(挿絵:和育道)

どんな人か

薪を背負って歩きながら本を読む少年像で知られる人です。あの像の少年が、のちに数百もの村を立て直しました。

少年時代は悲劇の連続でした。川の氾濫で田畑を失い、父を亡くし、母を亡くし、十代で孤児になっています。そこから始まった人生です。

基本データ

生まれ
1787年出典3子どもの頃の名は二宮金次郎(きんじろう)
没
1856年出典3
生まれた地
相模国(現在の神奈川県小田原のあたり)出典3
別名
子どもの頃の名は二宮金次郎(きんじろう)出典3薪を背負って歩きながら本を読む少年像として、かつて日本中の小学校の前に立っていた
生い立ち
川の氾濫で一家の田畑を失い、父と母を亡くして十代で孤児になった出典3頼る家もなく、親戚のもとに預けられる身となった
生き方
働きながら学ぶ。寸暇を惜しんで自分を高めた出典3
成し遂げたこと
数百もの村の立て直しに関わった出典3

「小さな努力なんて無駄」と思ったとき

大きな目標を前にすると、こう思うことがあります。「自分にできる、こんな小さな一歩に意味なんてあるのだろうか」と。

英語を1日10分。貯金を毎月わずかずつ。あまりに小さくて、ゴールとの差は絶望的に見える。だから途中でやめてしまう。

二宮尊徳が遺したのが「積小為大」——小を積んで大と為す、という言葉です。

彼自身が、それしか持っていませんでした。氾濫で田畑を流され、両親を失い、十代で孤児になり、親戚に預けられる身。使えるものは、寸暇を惜しんで働き、学ぶことだけでした。

働きながら学ぶ。小さなことを、ただ積む。その方法だけで、彼は数百もの村を救う人になりました。小さな一歩に意味があるかどうかは、積んだ人にしか分からないのだと思います。

この人の言葉

積小為大出典3小を積んで大と為す。二宮尊徳の教えとして伝わる言葉

ゆかりの地

1787

神奈川県小田原のあたり(旧・相模国)出典3

生誕の地。川の氾濫で田畑を失った場所でもある。

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出典

  1. ウィキペディア「二宮尊徳」
  2. 和育道「二宮尊徳「積小為大」――「小さな努力なんて無駄」と思ったとき」(記事本文の表記に準拠)

数字や表記は、記事本体に合わせています。出どころで食い違うものは、両方を併記しました。