賢者名鑑 / 日本
二宮尊徳
にのみや そんとく
1787年 — 1856年|相模国(現在の神奈川県小田原のあたり)
積小為大 ── 小さな努力は、無駄ではない

どんな人か
薪を背負って歩きながら本を読む少年像で知られる人です。あの像の少年が、のちに数百もの村を立て直しました。
少年時代は悲劇の連続でした。川の氾濫で田畑を失い、父を亡くし、母を亡くし、十代で孤児になっています。そこから始まった人生です。
基本データ
「小さな努力なんて無駄」と思ったとき
大きな目標を前にすると、こう思うことがあります。「自分にできる、こんな小さな一歩に意味なんてあるのだろうか」と。
英語を1日10分。貯金を毎月わずかずつ。あまりに小さくて、ゴールとの差は絶望的に見える。だから途中でやめてしまう。
二宮尊徳が遺したのが「積小為大」——小を積んで大と為す、という言葉です。
彼自身が、それしか持っていませんでした。氾濫で田畑を流され、両親を失い、十代で孤児になり、親戚に預けられる身。使えるものは、寸暇を惜しんで働き、学ぶことだけでした。
働きながら学ぶ。小さなことを、ただ積む。その方法だけで、彼は数百もの村を救う人になりました。小さな一歩に意味があるかどうかは、積んだ人にしか分からないのだと思います。
この人の言葉
積小為大出典3小を積んで大と為す。二宮尊徳の教えとして伝わる言葉
ゆかりの地
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出典
数字や表記は、記事本体に合わせています。出どころで食い違うものは、両方を併記しました。
