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和の章

「自分は大したことをしていない」と思う日に――最澄「一隅を照らす」

自分は大したことをしていない――画面の向こうの華やかな成果と比べて、そう感じる日に。「径寸十枚、これ国宝にあらず。一隅を照らす、これすなわち国宝なり」。1200年前、12年間山にこもった青年が遺した言葉。これは「我慢しろ」ではなく、「照らせ」という、極めて能動的な生き方の教えです。

育の章

「出て行け」と言われた監督が、26年勝ち続けた理由――アレックス・ファーガソン

一年やっても、二年やっても成果が出ない。周りの視線が痛い――そんな時期を、どう過ごすか。就任から三年間無冠で「さらばファーギー」と横断幕を掲げられた監督が、その後26年半で38個のタイトルを獲った。叩かれていた三年間、彼がしていたのは"十年後への投資"だった。

道の章

「できない」という前に、まずやってみろ――豊田喜一郎が、道なき道を切り拓いた言葉

やる前から「無理だ」と結論を出してしまう――。技術も部品産業もない1930年代に「日本人の頭と腕で自動車をつくる」と宣言した豊田喜一郎。ネジ一本まで分解し、資金の無さからジャスト・イン・タイムを生んだ。「できないという前に、まずやってみろ」。