賢者名鑑 / アメリカ
ウォーレン・バフェット
Warren Edward Buffett
1930年8月30日(存命)|アメリカ合衆国 ネブラスカ州オマハ
忍耐 ── 最大の武器は、頭脳ではなく時間だった

どんな人か
世界有数の投資家です。1965年に経営不振の繊維会社バークシャー・ハサウェイを取得し、投資会社へと転換させました。「オマハの賢人」と呼ばれます。
彼の武器は、鋭い予測でも情報の速さでもありませんでした。短期の値動きを追わず、理解できる事業に長く投資し続ける——「待てる」ことでした。
基本データ
- 生まれ
- 1930年8月30日出典3
- 生まれた地
- アメリカ合衆国 ネブラスカ州オマハ出典3
- 分野
- 投資家・実業家出典3異名は「オマハの賢人(Oracle of Omaha)」
- 学び
- コロンビア大学で「バリュー投資の父」ベンジャミン・グレアムに師事出典3企業の本質的価値に着目する投資手法を学んだ。株式仲買人の家に生まれ、11歳で初めて株式を購入したと伝えられる
- バークシャー・ハサウェイ
- 1965年、経営不振の繊維会社を取得し投資会社へ転換出典3保険事業を中核に据えながら、優良企業へ長期投資を続けた
- 投資の姿勢
- 短期の値動きを追わず、理解できる事業に長期投資する出典3
- 寄付
- 2006年、保有資産の大半を慈善事業に寄付すると表明出典3ビル&メリンダ・ゲイツ財団などへの巨額の寄付を続け、「ギビング・プレッジ(資産の過半を寄付する誓い)」を主導した(2026年9月時点で確認できる範囲)
- 暮らし
- 質素な生活で知られ、長年同じ自宅に住み続けている出典3
数字に振り回される人と、待てる人
株式市場では、数日で二千円を超える急落と急騰が起きます。そのたびに多くの人が慌てて売り買いをします。
バフェットはそれをしません。短期の値動きを追わず、自分が理解できる事業だけに、長期で投資する。この姿勢を何十年も崩しませんでした。
コロンビア大学で「バリュー投資の父」ベンジャミン・グレアムに学び、企業の本質的価値に着目する手法を身につけました。11歳で初めて株を買ったと伝えられますが、彼を特別にしたのは早さではなく、続けた長さのほうです。
質素な生活でも知られ、長年同じ自宅に住み続けています。株主に宛てた年次書簡は平易で示唆に富み、『バフェットからの手紙』として世界中で読まれています。
そして2006年、保有資産の大半を慈善事業に寄付すると表明しました。時間をかけて積み上げたものを、社会へ返していく。待つことで築き、手放すことで完成させた人です。
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出典
数字や表記は、記事本体に合わせています。出どころで食い違うものは、両方を併記しました。
