和育道〜wa-iku〜

賢者名鑑 / 日本

空海

くうかい

774年 — 835年|日本

物の興廃は必ず人に由る

空海の記事の挿絵
山上の道場。受け取った学びを、次へ渡す場所(挿絵:和育道)

どんな人か

唐で学び、日本に真言密教を伝えた僧です。思想家であり、書家としても知られます。高野山を開き、教育の活動にも取り組みました。

その人が遺した言葉が「物の興廃は必ず人に由る」——物事が栄えるか廃れるかは、必ず人による。建物でも制度でもなく、人だ、と。

基本データ

生まれ
774年出典3
没
835年出典3
生まれた地
日本出典3
分野
僧・思想家・書家出典3
学び
唐で学び、日本に真言密教を伝えた出典3
高野山
修行の拠点として山上の地を開いた出典3
教育
教育活動にも取り組んだ出典3

教えてくれた人に、何を返せるだろう

「物の興廃は必ず人に由る」。何かが続くか、途絶えるか。それを決めるのは仕組みではなく、そこにいる人だ——空海はそう考えました。

だから彼は、学びを自分の中に留めませんでした。唐で受け取った密教を日本へ持ち帰り、高野山という学びの場を開き、教育の活動にも取り組みます。

受け取ったものを、次へ渡す。彼の生涯は、その繰り返しでした。

私たちも、誰かから何かを受け取っています。教えてくれた人、待ってくれた人、機会をくれた人。その人たちに直接返せないことのほうが多い。

けれど、次の誰かに渡すことはできます。物の興廃は人による——受け取った人が渡す側に回ったとき、初めてそれは続いていくのだと思います。

この人の言葉

物の興廃は必ず人に由る出典3物事が栄えるか廃れるかは、必ず人による

ゆかりの地

—

高野山(和歌山県)出典3

空海が修行の拠点として開いた山上の地。

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出典

  1. ウィキペディア「空海」
  2. 和育道「空海「物の興廃は必ず人に由る」――教えてくれた人に、何を返せるだろう」(記事本文の表記に準拠)

数字や表記は、記事本体に合わせています。出どころで食い違うものは、両方を併記しました。